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ここまでわかった新型コロナ(上久保教授の動画です)②
お待たせしました。
え?待ってない。
まそんなことを言わないでお付き合いお願いします。
前回の続きです。以下の動画の内容紹介です。
上久保靖彦×小川榮太郎 抗体検査と免疫について-ここまでわかった新型コロナ-
前回までのブログは以下をクリック
ここまでわかった新型コロナ(上久保教授の動画です)①
今回から動画の内容を紹介します。
動画の内容は
この記事の東京理科大の村上教授の行った東京で行ったの新型コロナ感染症の抗体検査システムを用いた研究結果の発表データをもとにお話をしています。
その内容は東京で新型コロナウイルス 感染症の抗体検査を厚生労働省が行った結果が0.1%の人が抗体を持っていると言う発表でしたが、村上教授の研究結果では東京でそれを大きく上回る約1.9%の人が新型コロナウイルス 感染症の抗体を持っている(入院レベルで)と言うことと、多くの検査検体で既に新型コロナウイルス にすでに感染した可能性がある「既感染」を示す反応がみられたと言う内容を説明する動画です。難しいですね。
まさに
まずは免疫のお話です。
人間の免疫は簡単に説明すると、①自然免疫と②獲得免疫の働きがあります。
①自然免疫
外から侵入したウイルスなどの外敵をNK細胞、好中球、樹状細胞、マクロファージが貪食して、分解します。
②獲得免疫
次に、どのような敵が来たか分解した破片を用いてヘルパーT細胞に報告(抗原提示)します。
その後、キラーT細胞に指令が出て、キラーT細胞がサイトカインという物質を産生して外敵をやっつけます。
また、B細胞に指令が出て、抗体を産生して、これを用いて外敵を排除しようとします
これが免疫の話です。
1)新型コロナウイルス 感染症に対する感染の検査に関して抗体検査というのは結果の出やすい有効な検査であると言うこと。
2)しかし、このように免疫は何段階にもわたる複雑なシステムであり、抗体はそのシステムの一つであり、最終兵器的存在であると言うこと。
以上二点を最初に説明しております。
ここまでで、本日は終わりたいと思います。
続きは次回以降にいたします。
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