お知らせ
受ける予定の治療が自身が納得いく治療ではなかったらどうする?①(保険診療編)
当院にたまに来られる患者さんの中に、他の医院で予定される治療に納得ができず、別の方法が可能か?と相談に来られる患者がおられます。
また当院でも説明した方針に納得できず、転院される患者さんもおられます。
これは通称“セカンドオピニオン”と言います。セカンドオピニオンですが、保険診療、自費診療によって考え方が変わります。
まず、保険診療の場合の話をしましょう。
日本における歯科保険診療は様々な規定のもと運営されています。いろいろな制約の中でできる治療、できない治療が明確に決まっています。ですので、セカンドオピニオンをを求めて転院されても、微妙な違いはあれ同じような答えが返って来ることが多いです。
でも、治療方法によっては違う考え方もある場合もあり、また、Drも人間ですし、患者さんも人間です。人お互いの意思疎通が十分に行えない場合も考えられます。(これが多くの転院の大きな理由の一つで、自分自身も反省させられることが多いです)
ですから、そう言った場合も踏まえて、1度は転院されて別の先生の意見を聞き、そこで納得されて治療を継続されることは問題なく良いことだと思います。(ほとんどの患者さんはこれで落ち着くはずです)合わない先生のところで治療を受けるとストレスになるのでお勧めできません。
ただ、注意していただきたいのが中には同じ治療内容で転院を繰り返す患者さんがおられます。
保険診療において同じ治療内容で転院を繰り返すメリットは全くありません。
治療経過は患者さんからの情報だけではこちらは理解できないことも多く、転院のたびに診査、診断に結局時間を取られます。ですから余計に時間とお金がかかります。
保険診療では特に転院は一度までにしておいた方が、良いと言うことです。
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