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唾液③
唾液のお話の続きです。
前回のブログは
唾液①
唾液②
今日は前回の唾液の働きを踏まえて、唾液が減るとどんなことになるかを説明していきます。
①虫歯の原因となる酸を無効にする中和機能
②歯を治す再石灰化機能
③細菌やウイルスと戦う抗菌機能
④食べ残しを洗い流す洗浄機能
⑤発声や飲食を助ける潤滑化機能
⑥デンプンの分解を助ける消化機能
⑦味の物質を味センサーまで運ぶ運搬機能
⑧水分不足を知らせるアラーム機能
この8つの働きがなくなるわけです。
となると、・・・・
①虫歯になりやすくなります
唾液の量が少なくなると、食べ物を洗い流せなくなり、歯を再石灰化できず、酸を中和できないので、虫歯が非常にできやすくなります。
②歯周病が悪化しやすくなります
食べ物の洗浄作用、最近と戦う抗菌機能がなくなり、菌が繁殖しやすくなりやすい環境になり、歯周病が悪化します。
③口臭がキツくなります
唾液の抗菌作用がなくなり、口臭の原因となる細菌が繁殖しやすくなります
④味覚が鈍くなります
味の物質を味センサーまで運べなくなるため、味覚が鈍くなり、おいしさが感じられなくなります。
よって、食が細くなりやす区なり、より体に悪影響が出ます。
⑤窒息や肺炎の危険性が高まります
食べるときの食べ物を運ぶ潤滑作用が衰えるため、非常に食べ物を食べにくくなり、また飲み込みにくくなり、窒息する可能性が高くなります。また、抗菌作用もなくなり、誤嚥性肺炎の可能性も高くなります。
誤嚥性肺炎は以下を参考に
このように、唾液がすくなると色々なリスクが上昇します。
では、どのようなことが原因で唾液が少なくなるのでしょう。
それはまた次回お話しします。
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