お知らせ
高血圧症のお薬の副作用②
高血圧症のお薬の副作用①というお話で前回しました。
え!!
話がくどいって?
もう少しだけお付き合いください
降圧剤の中に、自律神経に作用し、末梢血管の収縮を抑制する降圧剤があります。
中枢性交感神経抑制剤(中枢性α2アゴニスト)と呼ばれ、
上述したような降圧剤が使用できない場合や、
いくつかの降圧剤を併用しても血圧のコントロールができない場合に選択されています。
中枢性交感神経抑制薬は、副作用が多く、眠気や口の渇き、
倦怠感、立ちくらみ勃起障害などが起こりやすい傾向にあります。
なるほど!!
はい!!そうなんです。お口の中に関係しているものがありますよね!
”口の渇き”ですね。
これがひどい人をドライマウスと言います。
ドライマウス(口腔乾燥症)は、
唾液の分泌が低下して、お口の中が乾く病気です。
ドライマウスには、様々な原因があります。
加齢による筋肉の衰え、
薬の副作用(降圧剤や抗炎症剤、鎮痛剤、抗ヒスタミン剤、抗うつ剤など)、
体の病気(高血圧や糖尿病、腎疾患、シェーグレン症候群など)、口呼吸、ストレス
など当てはまる方は、ドライマウスの可能性が高まります。
以下の項目で当てはまる項目があれば注意が必要です。
- 水をよく飲む
- お口の中がネバネバする
- 舌がヒリヒリする
- しゃべりにくい
- 乾いた食品を食べづらい
- 口臭が気になる
- 入れ歯が擦れる
- 食べ物の味がわかりにくい
- ムシ歯や口内炎ができやすい
気になるようなら、お近くの歯科医院で相談してください。
適切なうがい薬、保湿剤がありますので処方してもらいましょう。
寺島歯科医院
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