お知らせ
新型コロナウイルス(COVID-19)(ダイヤモンド・プリンセス)
クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の新型コロナウイルスの集団感染による政府のクルーズ船に対する隔離処置が終わり、19日より乗客の下船、帰国、帰宅が始まった。
これまでの政府の対応を米国メディアは
ダイヤモンド・プリンセス号は、今や、浮かぶミニ武漢だ」(ニューヨーク・タイムズ紙)
「クルーズ船は、世界で最も新型肺炎感染率が高い」(タイム誌)
「日本の港は、第2の感染の中心になっている」(ABCニュース)
と批判している。
日本でも神戸大学の感染治療学の岩田先生の「ものすごい悲惨な状態で、心の底から怖いと思った」などと訴える動画が波紋を広げています。
僕個人の意見ですが、今回の政府の対応はどうだったか?と思いますが、岩田先生のおっしゃる通り、感染拡大を防ぐという目的では失敗だったのではと考ええざるを得ません。
クルーズ船から下船し帰国した米国人11人に陽性反応(20/02/21)
オーストラリア保健省は日本時間の21日午前、声明を出し「ダイヤモンド・プリンセスから下船し、20日帰国した164人のうち、2人から新型コロナウイルスの陽性反応が出た」と発表
結局密室空間での、レッドゾーン(危険地帯)とグリーンゾーン(安全地帯)に区分けがごっちゃになってた。
よってウイルス培養船のようになってしまったと考えられても仕方ありません。
ただ、政府の対応がすべて間違っているか?と言われるとそうとも思いません。
未知の感染症に対して、時間稼ぎにはなったのではないでしょうか。時間があればあるほど、症状の把握、新しい治療法、ワクチン等の開発がしやすくなります。
WHO、二つの治療方法を試験中 新型肺炎、3週間で結果判明という記事が出ました。(2月21日)
早ければ後3週間で明確な治療法ができます。そういう意味では2週間隔離することの時間稼ぎにはなったのではないでしょうか?
感染拡大の予防に関しては今後、今回の失敗を踏まえ、このようなクルーズ船のような密閉空間での対応を、専門家のチームを作ってこれから十分なシミレーションを行って行くことが大事だと思います。
医療も人間のすることで、過ちは必ずあります。
この過ちを次に生かして、同じことを繰り返さないことが大事になってくると思います。
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