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がんになった緩和ケア医が語る「残り2年」の生き方、考え方 (本の紹介)
今日は本の紹介です。
僕の中学、高校の同級生の先輩のお医者さんが書いた本です。
本より抜粋
わずか40年余りの人生において、何かを成し遂げたわけでもない私にできることがあるとすれば、医師と患者の両方の立場からガンと言う病気と向き合った記録を残すことしかない。それが一人でも多くの「ガンを生きる」患者さんにとって、有益かつ実用性のある内容となることーー
それが著者としての唯一にして最大の願いである。
本の中にもありますが、日本では2人に1人はガンになる時代です。
「ガンを生きる」とは、病気が進行して完治する可能性が低い患者さんが、ガンと言う病気、自身に迫っている死、を冷静に受け止め、残された自身の人生をいかにがんと共に後悔なく過ごしてもらうこと(自身の生き様)を考えてもらいたいと言う思いから、書かれた本であると思います。
私の義父も、一昨年肺癌で、亡くなりました。読みながら、最後まで病気を治そうと努力し、間際に死を覚悟した際の義父の、義母、妻そして僕への言葉を思い出しました。
また、僕と同世代の方が死と向きあうと言うことで、僕自身人生のあり方をもう一度考えるきっかけを頂いたり、歯科医として今後「ガンを生きる」患者とどう接していけばよいか考える必要性を痛感しました。
是非読んでみてください!!
寺島歯科医院
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