副医院長ブログ
セルフ・ケア(1)
今回はセルフ・ケアの中で歯ブラシの基本的な仕方(ブラシング)を紹介します。
ブラッシングの最大の目的はうがいでは取り除けないプラークを取り除くことです。
歯ブラシを選ぶときの重要なポイントは、歯肉を傷つけることのないもの、歯垢をしっかり落とせるものです。具体的には
①ナイロン毛②植毛が密なもの(3列が目安)③毛の硬さはふつうか、やわらかめ
④ヘッドは小さめ⑤柄はストレート
以上を参考にしてください。
頻度は最低1日回、丁寧に
睡眠中は歯の表面を掃除してくれる唾液の分泌が極端に少なく、口腔内が乾燥して、菌の繁殖が盛んに行われます。そのため、夜寝る前のブラッシングが非常に大事になってきます。時間は歯が全てある人なら最低10分(他の補助器具の使用時間も含め)が目安となります。
持ち方は鉛筆持ち、もしくは親指と人差し指の2本で無駄な力が入らないように持ちます。
汚れの除去は歯ブラシの毛先が最も効率が高く、力を入れて磨くと毛の腹が当たり、効率が悪くなります。
常に毛先で磨く意識をしてください。
歯ブラシの当て方は歯と歯肉の境目に45度の角度に当てて、1本づつ細かく、20回程度磨きます
前歯の裏は縦に磨いてもらうと、磨きやすいです。
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