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砂糖もお酒もタバコと同様に税金がかかる国がある?②

砂糖税は砂糖を多く含む清涼飲料に課される税金の通称です。

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砂糖もお酒もタバコと同様に税金がかかる国がある?①

なぜ、このような取り組みが行われているのでしょう?

 

 

世界保健機関(WHO)は2015年3月に、ガイドライン「成人及び児童の糖類摂取量」を発表しました。概要は以下のとおり。
新ガイドラインは、成人及び児童の1日当たり遊離糖類摂取量を、エネルギー総摂取量の10%未満に減らすよう勧めている。また5%まで減らして、1日25g(ティースプーン6杯分)程度に抑えるなら、更に健康効果は増大するという。
遊離糖類とは単糖類(ブドウ糖・果糖等)及び二糖類(しょ糖・食卓砂糖等)のことで、人が食品・飲料に添加する糖類のほか、蜂蜜・シロップ・果汁・濃縮果汁中に天然に存在しているものをいう。
遊離糖類摂取量をエネルギー総摂取量の10%未満に抑えるなら、過体重・肥満・う歯(虫歯)のリスクを減らせる明確な証拠があります。

今日消費される糖類は、加工食品中に「隠れて」いるものが多い。例えば、テーブルスプーン1杯分のケチャップには4g(ティースプーン1杯分)の遊離糖類が含まれる。炭酸飲料1缶では40g(同10杯分)にもなります。

他の清涼飲料水には多くの砂糖が含まれています。

 

写真を見てわかると思いますが相当砂糖が含まれており

どんだけー!!な感じでです。

 

 

 

しかも砂糖には中毒症状もあります。

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甘くない砂糖の話

全然甘くない砂糖の話

砂糖が安価で、清涼飲料水に含まれいます。中毒症状もあるため、世の中にに出回ると、当然砂糖の摂取量が増えます。砂糖摂取の増加により、肥満人口も増え続けていいるわけです。世界保健機関(WHO)によると、東南アジア主要6カ国では肥満度を示す国際指標「BMI」が10年前に比べて7ポイント上昇すると発表してます。BMIが25以上の「太りすぎ」の人はマレーシアでは18歳以上の人の43%に達する。日本(同約27%)を大幅に上回る水準になります。

肥満増加で社会的な負担も重みを増します。アジア開発銀行(ADB)研究所の推計によると、アジア太平洋地域における医療費や障害による機会損失などの社会コストは1660億ドル(約17兆5千億円)規模に達すします。これは地域の医療支出総額の12%に相当します。

各国政府の危機感は強くなります。糖尿病の罹患(りかん)率が世界でトップ10に入るシンガポールでは保健省が主導し、20年までに国内で販売する飲料の砂糖含有量を12%未満に制限することで飲料大手7社と合意した。

このように国民の砂糖の摂取量を減らし、肥満を抑制し、社会的な負担を軽減する目的で、砂糖税を導入する国が増えてきているわけですね。

なるほど。皆さんお酒と一緒で、砂糖と上手に付き合いましょう!!

 

寺島歯科医院

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